予定では今日の夕方から計画停電が行われる予定だったんだけど、雨が降ったおかげで水力発電の供給が増えて急遽見送りとなりました。
やっぱり原子力に頼らない発電がいいって思ったよ。
福島原発・・・本当に心配だけど、現場に残って活動している50人の人たちのことを海外メディアが「自己犠牲を省みず国を救うために懸命に活動している」と賞賛しているらしい。
本当にそうだと思う。
僕はもうこれ以上の悲劇が起きないよう祈るしかないけど、これまで原子力政策を進めてきた国はしっかりと対応する責任があると思う。
僕の大学時代の友達も福島にはたくさんいるし、とにかく今の事態が一刻も早く収束してくれることを願ってます。
ところで、今もわが家の上を山形空港に向かう飛行機が通っていきました。
テレビでもやってたけど、ローソンではおにぎりなどの支援物資を山形空港経由で送りたいって言ってたけど、その許可がおりないと・・・
でも、山形にいる僕の率直な感想としては、山形でも物流が停滞していて、山形からの運送すら難しいと思うんだよね。
さっきのNHKニュースでも言ってたけど、被災地はもちろん、その被災地に物資を送る拠点となる山形でも燃料不足は深刻で、その解消が一番の課題なんだと思う。
とにかく燃料です!
すべての産業が、燃料がないためにストップしてます。
お米や食べ物、さまざまな物資は十分にあるんだと。でもガソリンがないから、それを運ぶことができないんだ、っていう話をいろんなところで聞くんだよ。
今日、ママが豆腐屋さんに行ったら、材料は十二分にあるんだけど、つくる機械を動かす燃料がないからつくれないって言ってたんだって。
山形から宮城県まではすぐ近く。ガソリンや機械を動かす燃料さえあれば、今の物不足っていう事態はかなり改善されるんじゃないかと思うんだよね。
被災地を第一に考えるのは当然だと思うけど、その支援をサポートする近隣の街が機能不全を起こしていては本来できるはずの支援が滞っちゃうと思うんだよ。
やっぱり国としての指導力が欠けてるんじゃないかと思わざるを得ないよね・・・
それと、山形市を初め、山形県内の自治体は被災地支援や避難者の支援に懸命に活動してるんだけど、それが全然ニュースとかで外部に伝わってないんだよ。
正直、僕がニュースを見ていても「山形は何やってんの?」って思うような報道の仕方だもん。
今は福島から原発の不安から避難してきてる人が山形にどんどんやって来てるんだけど、その対応もあまり報道されてないし、避難者を受け入れている施設さえ物資が足りずに混乱したり、病院でも薬剤などが入ってこなくてパニックになっていることが全然知られてないんだよね。
いつも情報発信やPRがヘタなことが言われている山形県民だけど、今回ばかりは声を大きくして国に要請すべきだと思う。
山形は頑張ってます!
被災地支援のためにも、とにかく東北に燃料を集約してください!
政府には、今何が必要なのかを考えたしっかりとした対応をお願いしたいと思います。
以上、一山形市民の心の声でした。
posted by pitagora at 23:13|
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